私たちがなぜ積極的に海外ウェディングをおすすめしなくなったのか? おふたりが思っているよりずっと重たい「見えない費用」。
リゾートウェディングをご紹介するときに私たちが必ずご説明するのが「見えない費用」です。
「見える費用」とは、私たちがお見積りに記載する金額、つまりおふたりにご負担をお願いする費用です。これが安く見えるとご契約をいただきやすいので、プランニング事業者は工夫をこらします。
ですが、私たちが必ずおふたりにご相談するのが「見えない費用」の負担についてです。それは…
ズバリ、「ゲストが負担する費用」のことです。
「 実はそれほど高くない ハワイウェディング!」は本当か?
たとえばハワイウェディングをするとします。
挙式のために1時間だけ邸宅を借りて、食事会はレストランのいっかくで簡素に済ませれば、おふたりの渡航滞在費と合わせても¥200〜250万くらいで済ませることもできます。
これが「見える費用」です。大切なのはここから…
そこにご親族やご友人を合わせて10名招待したとします。もっともポピュラーな4泊6日のハワイ旅行は渡航宿泊費だけで1人¥30万円ほど。
これを10名の方にご負担いただくと¥300万。
これが 「見えない費用」 です。
おふたりのハワイウェディングにかかる“本当の費用”は ¥250万(見える)+¥300万(見えない)の¥550万となります。
「 ゲストの皆さまだって喜んでくれますよ♪ 」が定石。でも、今の海外旅行でそれは本当でしょうか?
「結婚式のついでにハワイに来られるなら、ゲストも喜んでくれるはず!」というのがこのハードルを超える接客の定石です。私たちにも身に覚えがあります。
そしてそれは人によっては嘘ではありません。特にハワイが今より安かった時には確かにその通りでした。
でもちょっと待ってください! 円安 / アメリカのインフレ / 原材料の高騰 etc..
海外でのウェディングは一昔前とまったく違うものになってしまいました。
4泊6日の時間と、1人 数十万円の費用。このゲストのご負担にどれだけ寄り添うか? これからのご親戚やお友達とのお付き合いを考えた際に、これはとても重要なポイントです。
ゲストのご負担やおふたりの満足度。様々なニーズにお応えするのが、今もとめられるプロデュース。
私たちはホストであるおふたりとともに「見えない費用」についても一緒にじっくり考え、後に禍根を残さないようにしたいと思っています。
現在ではゲストの宿泊も叶う「国内」のヴィラやコテージでの滞在型ウェディングを最初にご提案するのも、それが理由です。
その上で「やっぱり海外!」というご意向があれば、もちろん様々なご提案をさせて頂いております。
<ゲスト宿泊方の国内リゾートウェディング 事例>
① 北海道 / 20名のゲストと湖畔のコテージを貸し切るガーデンウェディング
② 沖縄 伊良部島 / 8棟のヴィラを貸し切りにする南国のウェディング
その他、様々なゲスト滞在型の実績がございます。